
浜松の親戚が来ていたので、曹洞宗の古刹「正法寺」へ一緒に行ってきました。
正法寺は私の家から車で15分の所にあり、東北の曹洞宗僧侶養成の道場でもあります。(私の住んでいる地域のお寺のお坊さんのほとんどがここで修業しているそう)
とにかく圧巻なのは、日本一の大きさと言われているかやぶき屋根。写真では伝わりづらいと思いますが、スケールの大きさに度肝を抜かれました。
近い場所に住んでいながら初めて行ったワタクシ。昔は道も悪く、本当に「山奥」といった感じでしたが、近年道路も新たに整備され車で15分で行ける距離になりました。
建物の老朽化で、1995年~2006年(なんと11年間)「平成の大改修」が行われておりました。
その立派なかやぶき屋根も数年にわたりブルーシートで覆われていて、「行くならブルーシートが取れてからだな・・・」とグズグズやっていてやっと最近初めて訪れたのです。

時が止まったかのような静寂。
修行僧の皆さんが毎日磨いているであろう床はつるつるに輝いていて、気持ちが凛とします。
あちらこちらに貼ってある「静かに強く生きて行きましょう」という貼り紙にいちいちドキッとさせれられる私。
少々「騒がしく弱め」に生きている私にとって、胸に突き刺さるお言葉です。
「なんでもっと早く来なかったのかな・・・」と思いつつ、これから何度でも訪れてみようと思えるほど素晴らしいお寺さんでありました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

正法寺の前のみやげ物店で購入した、こけしの卓鈴。南部鉄器とこけしのコラボであります

この卓鈴は今回購入したものではありませんが、これも南部鉄器とこけしのコラボなので、せっかくだからこの機会に載せてみました。弟からのおみやげです。ポコリンはこちらの音の方が好みらしく、ちりんと鳴らすと寄ってきます。

恥ずかしがり屋でおとなしい、お店の看板犬 チビくん
後ろ足が不自由なチビくんは、子犬の頃その事が理由で飼い主に店の前に置いて行かれたのだそう。それ以来お店の方が世話をして、そのままお店に住みつき10年になるのだとか。
ちびクンはまさに「静かに強く」生きている象徴です。
スポンサーサイト