これ、何に見えますか?
一見、リンゴのようなカタチですが、「ミズキ団子」といいます。
「ミズキ団子」とは、1月15日の小正月、ミズキの木の枝に五穀豊穣を願って紅、白、緑、黄色など色とりどりの団子を飾ります。とてもキレイで可愛い飾りです。
昔は各家々で飾っていたようですが、現在はその数もめっきり減ったとか・・・・・
その代わり、最近では、あちらこちらの幼稚園や保育園で子供たちが作っている姿を地元のニュースでよく見かけます。
私の住んでいる所では「ミズキ団子」と言いますが、地方によって「繭玉」とか、「団子花」とも言われているそうです。
この写真のミズキ団子は、母が地元の「どんと祭」で枝の先の団子部分を頂いてきたものなので、リンゴのようなカタチをしております。
我が家では、早速焼いて、砂糖醤油でいただきました。
「どんと祭」は小正月の行事で、「どんと焼き」と呼ぶ所もあります。
正月に飾り付けた松飾、しめ縄、お札等を神社に納め、これを焼いて商売繁盛、無病息災を祈るお祭りです。
ちなみにこの、どんと祭で先日お話した、昨年の初詣で買ったお守りも全て燃やしていただきました。
お守りって集めてずっと取っておきたいアイテムですが、「ずっと持っているのは良くない」と人から言われ(諸説あるみたいですが・・・)思い切って処分に踏み切りました。
毎年買い替えていくのが理想ですが、案の定まだ初詣に行っておりませんです。